ミルテック UV の研究開発担当副社長であるジョー ブランドフォード氏は、米国メリーランド州スティーブンスビル、ログ カヌー サークル 400 にあるミルテックの施設で、CX146 パイロット プラントが顧客の基板でテストできるようになったと発表しました。
CX 400 は、ポリオレフィン セパレーター上にセラミック コーティングを精密にコーティングするために特別に設計された、コンパクトで高速なコーティングおよび UV 硬化システムです。 CX400 の機能には次のものが含まれます。
- 厚さ1～10μmの精密コーティング
- 実証済みの水ベースの UV 硬化型バインダー
- 最大405mmの塗布幅
- 120m/分の高速コーティングと硬化
- あらゆるセパレータフィルムを幅広いセラミック粒子でコーティングできます
この新しい高速コーティングおよび硬化技術により、HEV、PHEV、EVアプリケーションを含むすべてのリチウムイオン電池アプリケーション、さらには家庭用電化製品やグリッドエネルギー貯蔵装置において、リチウムイオン電池の安全性能を向上させるコストを大幅に削減できます。ミルテック UV は、この先進技術の開発とデモンストレーションに対して、米国エネルギー省自動車技術局から 1.8 万ドルの費用分担賞を受賞しました。この新しい技術は、電気自動車だけでなく、日常的に使用されるすべてのリチウムイオン電池の将来に大きな影響を与える可能性があります。同社は現在、材料のテストやパイロットプラントの訪問を希望する潜在的な顧客のスケジュールを調整している。
